2016年12月27日
日本とほとんど同じみたいで違うのが韓国のクルマ事情!駐車場スペースがなくても車が購入出来たり、モテるために借金してでも高級車に乗るという、韓国の不思議なクルマ事情を調べてみました。
これはよく知っている方も多いと思いますが、日本の場合、車は右ハンドル&左側通行ですが、韓国はその真逆で左ハンドル&右側通行です。 右折は自由に出来るけど、左折はかならず信号や表示を見てからにしないと危ないという、アメリカなどと同じですね。 運転は習慣に近いから、日本で運転歴が長い人でも、真逆になった韓国ではなかなか慣れるまで時間がかかるみたい。
日本では車を買う時に、駐車場を確保しておく必要がありますが、韓国の場合は駐車場がなくても車が買えます。韓国の経済成長期である1980年代頃、韓国の自動車メーカーである現代自動車が、車を普及させるための規制緩和政策を政府に持ち込み、それが今でも残っているとの話みたいです。最近では、駐車場がない人でも車をどんどん買うようになって、ソウルなど大都心では不法駐車が問題になっています。
「男は車を持ってないとモテない」というのは、韓国では常識みたいになっている話。学生の時はともかく、社会人になると、とりあえず車を持っているか否かが、モテる基準になるみたいです。デートの時に、彼女を車で送り迎えするのは当たり前だから、彼氏が社会人にもなったのに地下鉄とかバスでデートするのを嫌がる女性がたくさんいるんだとか。ソウルの渋滞っぷりを考えると、渋滞にはまって時間を無駄にするよりは普通にデートしても良さそうな気がするんですけどね(笑)
「男は車を持ってないとモテない」ということから繋がる話で、どんな車に乗っているかも大事な韓国。そのため、無理をしてでもBMWとかベンツなどの外車に乗る人がたくさんいるみたいです。見栄を重視する人だと、狭いワンルームに住んでいても、収入の大半を車代に費やし、高級車に乗るんだとか。良いクルマに乗るために、借金する人もいるみたいなんだから驚きですよね。 裕福な家だと、子供の大学入学の時に、プレゼントとして車を買ってあげることもあるみたいです。バブルの時の日本ってことでしょうか。確かにソウルに行ってみると、日本に比べても高級車が多く走っていて、すごい!と感じる時があると思います。
韓国での運転免許取得は、学科試験も難しくなく、免許試験を受けるために義務付けられている道路走行時間も短いので、日本や中国などの隣国に比べて免許取得が楽です。早ければ2週間くらいで取得することも出来るから、中国からわざわざ韓国に来て、運転免許を取る人も多いという、不思議な事情があります。ただ、免許を取得しても、駐車が出来なかったり、実際の道路での運転は怖くて出来ないという人が多いということで問題になって、2016年12月末からは、試験が難しくなるみたいです。運転はある意味、命にかかわる問題ですから、こういう部分はしっかりしてほしいですね。
このまとめの記者