2016年10月24日

知っておきたい!韓国のお酒事情

韓国のお酒と言えば、マッコリのイメージが強いですよね。日本でも韓国料理屋さんや焼き肉屋さんに行くと、注文することが方が多いようです。韓国には他にどんなお酒があるの?どれが人気があるの?韓国へ行く前に知っておきたいお酒事情をご紹介します。


マッコリ

まずは定番のマッコリについて。韓国の伝統的なお酒として長年愛されている庶民のお酒。マッコリの“マッ”は大ざっぱ、“コリ”は濾(こ)すという意で「あらごし酒」を意味しています。

日本のどぶろくに近いことでも知られていますが、マッコリは米の他にサツマイモや小麦粉なども原材料になっているそうです。
美容や健康にも効果抜群で、主な効果は

・コレステロールを下げる
・抗がん作用が非常に高い
・乳酸菌が豊富で腸内環境を整える
・美肌効果が高い
・眼精疲労にも効く

など。期待できる効果が非常に高いのが特徴です。アルコール度数も低いため飲みやすく、女性にとってこんな嬉しいお酒はありませんよね。

炭酸入りのものや、フルーツジュースで割ったカクテル状のものなど、楽しみ方も様々あります。お店に入ったら、どんな飲み方がおすすめですか?とまず聞いてみるのが良いでしょう。量や出し方もお店によって様々なので、注文時に聞いておいた方が安心ですね。瓶で出てきたり大きな鉢で出てくることも…

 

ビール

日本ではまず最初の一杯は生ビール!が定番ですよね。しかし、韓国においてはビールの評判はあまり良くないようです。飲んだ感想は、コクがなくなんだか物足りない…と感じる方が多いようです。

飲食店に行ってビール!と注文をすると銘柄を聞かれることが少なく、総じて多くの銘柄を扱っていないことが分かります。また、コンビニやスーパーに行ってもあまり種類が置いていないな~という印象です。
しいて言えば、韓国を代表するビールといえば"HIite"と" Cass Fresh"でしょう。 HIiteは苦味が控えめで、爽やかな喉ごしなので、あまりビールが得意ではない女性でも飲みやすいです。 Cass Freshは、苦味が利いていて喉ごしはありますが、やはり日本に比べると味は薄めです。そのため、多くの人はなんだか物足りないなと感じるようです。

しかし好みは人それぞれですので、一度試してみましょう。

 

ソジュ

また、多くの店で目にするのが焼酎(ソジュ)!緑色の瓶が並んでいたら、焼酎だな!と疑ってみてください。辛くて濃い韓国料理にぴったりのお酒として、マッコリに劣らず愛されています。

ソウルでは真露の「チャム真イスル露(チャミスル)」が定番のようで、飲食店でもよく見かけるでしょう。製造法は韓国ではじめて竹炭を使った濾過工法を導入し、雑味と不純物を除去したスッキリまろやかなテイストです。1000℃で焼いた竹炭は天然ミネラルをつくりだし、水をおいしく、そして生体リズムを調節し細胞を活性化する効果もあるそうです。

他のものと割ると味が変わってしまいおいしくないため、ソジュはストレートで飲まれるのが定番でしたが、若い女性向けのフルーツソジュも出ています。
スーパーやコンビニなんかに行くと、パック入りやペットボトル入りの商品もあり、お土産として持ち帰るのもおすすめです。

 

まとめ

韓国では、主なお酒はマッコリ・ソジュ・ビールです。平日からお酒を楽しむサラリーマンがたくさんいるのは日本と変わらず、文化的にはあまり大きな違いはないようです。しかし、似たようなお酒であっても、製法や風味はやはり異なります。イメージだけにとらわれず、一度試してみてはいかがでしょうか?韓国テイストが合う!なんていうこともあるのではないでしょうか。


このまとめの記者