2020年03月13日
皆さん、こんにちは。ぽっぽちゃnです。
もうチェックされましたか?!
カンヌ国際映画祭では最高賞の「パルムドール」を、アカデミー賞では4部門の賞を受賞した、今韓国中で話題の映画「パラサイト 半地下の家族」
韓国語のタイトルは「기생충(寄生虫)」公開後からすぐ、内容の面白さから様々なメディアで取上げられていました。
この作品の監督はポン・ジュノさん。「グエムル-漢江の怪物-」等、韓国社会の問題に焦点を置いた映画を撮ってきたことで有名でしたが、今回の作品で改めて注目を浴びています。
また、韓国国内では様々な面で、この映画の人気を証明するかのような現象が起きています。
例えば、ラーメンのCM。「パラサイト」を思い出させるようなパロディCMを公開。
有名なセリフもパロディされているので、映画ファンには堪らないでしょうね。
その他、映画中に出てくるラーメン「チャパグリ」を作るのに必要なラーメンをお店でもネットでも、これでもかというほど、アピールして販売しています。
今回はそんな韓国でも大注目を浴びている「パラサイト 半地下の家族」のあらすじと感想をご紹介しようと思います。ただ、日本ではネタバレ禁止と言われているそうなので(韓国ではネタバレしまくりですが)なるべくネタがバレないようにしたいと思います。
そもそも半地下とは何なのか?!日本ではあまり馴染みのない言葉ですよね。
半地下とは文字通り一階でもなく地下でもない、アパート等の部屋の事で、ソウル等 都会でよく見かけられる住居です。韓国ではアパートを借りるのに家賃の他に保証金を払うのですが、その金額が高く経済的に貧しい家庭には難しい場合が多いのですが、この住居はその保証金も家賃も安いので、収入の少ない人が利用することが多いんです。
映画の中にも出てきますが、街自体が少し暗めで、治安の悪そうな雰囲気が描かれています。
では、次に登場人物を紹介していきます。
左から、息子キム・ギウ(チェ・ウシク):ソウル大学を目指すが、受験に失敗しまくっている、少し残念な青年。才能はあり、機転が効く。両親を尊敬していて、敬語で話す。
父親キム・ギテク(ソン・ガンホ):キム家の大黒柱だが、どこか頼りなさが見える。穏やかな性格で家族を愛する、優しい父親だが、失業中。
母親キム・チュンスク(チャン・ヘジン):昔はハンマー投げの選手。度胸が座った肝っ玉母さん。力は旦那よりも強い。
娘:キム・ギジョン(パク・ソダム):美術大学に合格出来ず、経済的に難しく予備校にも行けずにいるが、フォトショップの高い技術を持っている。口が悪い。
キム家の4人は、父親を始め、全員失業中。半地下の家に住みながらピザの箱を折る内職でなんとか生計を立てて暮らしていた。そんな時、息子ギウの友達で大学生のミニョクから自分が留学に行く間、お金持ちのパク家の娘の家庭教師のアルバイトの代わりを頼まれる。
最初はためらうギウだったが、ミニョクからのプッシュもあり、引き受ける。
妹ギジョンに手伝ってもらい、偽造したソウル大学の在学証明証を持って、アルバイトの面接に。
自分の家とは全く違う豪邸に驚くギウ。パク家は、社長夫人のヨンギョが前の先生の方が良かった等 小言を言うが、機転をきかせ、ヨンギョに気に入られて、無事に合格。
パク家には娘以外に小学生の息子もいるのだが、かなりのやんちゃでボーイスカウトに入っていることや美術の才能があると自慢する婦人の話しを聞き、更に機転をきかし、美術の家庭教師に良い人がいると話し、妹のギギョンをアメリカ留学帰りの学生だと紹介するのだった。。。
ここまでがだいたい公開されている内容ではないでしょうか?
ギウとギギョンは堂々とパク家に潜入することに成功しましたね。
さて、この映画の題名「パラサイト」にあるように、貧乏なキム家がお金持ちのパク家に寄生するわけですが、ここからキム家がどうなるのかが、一番の見所になると思います。
薄暗くて狭い半地下の家と明るくて開放的な豪邸。キム一家のチームワーク。
そして、所々にちばめられているストーリーの伏線、、
出演しているキャスト達も実力のある俳優ばかりなので、引き込まれること間違いなし!
韓国好きな方ももちろんですが、サスペンスが好きな男性にもオススメの映画です。
このまとめの記者